道着の袖の長さもなんか短い気がする……
カッコ悪くて見てらんないよー
こんなこと思ったことことないですか?
試合会場に行くと、たいてい1人か2人は見つかります。
こうなる原因は何かというと、
- 袴や道着をがちゃんと着れていない
- 単純にサイズが合っていない
このどっちかがほとんどです。
あなたは大丈夫ですか?
周りであなたのことを見ながらクスクス笑ってる人はいませんか?
私自身はちゃーんとお店の人に袴の丈や道着のサイズを見てもらって、着方も教わっていたので、問題なかったです。
せっかく試合に出たのに、見た目が残念……
そんなことは避けたいですよね???
そこで、今回は、そんな残念な人にならないように、道着や袴の着方はもちろん、たたみ方、洗い方も一緒にお伝えします!
正しい道着の取り扱い ー着方編ー
道着の着装は、基本のきの字です。
まずは、ちゃんと着れるようになりましょう!
ちゃんと着れていれば、審査でもいい印象をあたえることができます!!!
気をつけてもらいたいことは、
- 道着の重ね合わせが逆になっていないか
- 袴の着る位置は高すぎないか
- 道着と袴のサイズは合ってるか
この3点です。
なんか意味があるの?
こう思う人いると思います。
これは、日本の死装束の着せかたと関係があるんです。
もしかしたら、お葬式を経験したことがある人なら分かるかもしれません。
亡くなられた方を見送るときには、「死装束」といって、白い着物を着させてあげるのが一般的です。
その着物の重ね合わせが、左を前にするやり方。
日常と非日常、あの世とこの世を区別するために通常とは逆のことをすると言われています。
つまり、道着の重ね合わせが左を前にしていると、亡くなられた方と同じになり、あまりよろしくないということなんです。
これは、剣道の道着にかぎった話じゃなくて、お祭りで着る浴衣や成人式とかで着る振袖なんかも同じです!
意外と知られていないかもしれない雑学として覚えておいても損じゃないですね!
道着の袖も短くても着れれば問題ないし
サイズ感はあんまり気にしなくて大丈夫でしょ
そうでもないです!
見た目はやっぱり大事です!!!
相手に対してあなた自身を強く見せる要素の1つにもなります。
私は、試合で防具とかをキレイに着こなしてる人を見ると、こう思います。
絶対強いよ、負けないように頑張らねば!
実際は、心の中ではこう思っていても、緊張のあまり、面のなかで吐きそうになってたんですけどね……
逆に、サイズが合っていなかったり、袴の着る位置がおかしかったりすると、ホント見てられないくらいカッコ悪いです……
特に、袴なんかは、裾の下からくるぶしが見えちゃってると、残念な感じになります。
こんなヤツに負けたらヤバイぞ……
たぶん、こんな感じに思われてます。
私だったらこう思っちゃいます。
正しいサイズ感っていうのは、
道着
→着たときの袖がだいたい肘くらいの位置になるくらい
袴(前を下げて後ろを上げてはく)
→袴の上がだいたいおへそくらいの位置で、裾の下にくるぶしが隠れるくらい
これが理想のサイズ感ですね。
道着は、袖が短いと肌が見えてカッコ悪いし、長いと小手にかかって邪魔になっちゃいます。
袴は、サイズが大きいぶんには、折って使えば問題ないけど、小さいとどうしようもない……
長すぎると自分で袴の裾を踏んで転んじゃうので要注意です!
道着にしても、袴にしても、あなたの身体のサイズに合ったものを正しく着装することが大切です!!!
道着と袴の着装は正しくカッコよく!
あなたの身体に合ったサイズを選ぼう!
正しい道着の取り扱い ーたたみ方編ー
道着のたたみ方は、普段着ている洋服とほとんど変わらないんで、やりやすいと思います。
ただ、綿の道着は生地が分厚いので、たたみづらいかもしれないです……
袴のたたみ方は慣れるまでは難しいと思います。
それに普段使いするには、ちょっとめんどい……
でも、綿の生地の袴は、ちゃんとたたまないと、どうなると思いますか???
袴のヒダがグシャグシャになってわけが分からなくなります……
高校のときの部活仲間が、毎回のようにヒダが分からずグシャグシャで、あとでヒダを直すのに苦労してました……
なので、綿の袴を使ったときは、動画のとおりにたたむことをオススメします。
ただ、おそらく、あなたが稽古で普段使いしてるのは、綿の袴じゃなくてツルツルのテトロン生地のものじゃないかなって思います。
あれは、ありがたいことにグシャグシャにしてもなかなかヒダが崩れない!!!
だから、私の場合、稽古終わりに持って帰るときなんかは、ある程度ヒダをのばしてからヒダを崩さないようにしつつ、クルクルーって丸めてました。
私は、高校のときに、ちゃんとしたたたみ方を知らなくて、OBの先輩方のをたたむのに苦労しました……
なので、ちゃんとした袴のたたみ方を覚えておいて損はないので、覚えておきましょう!
(「なんで、OBの道着と袴なんぞたたまなきゃいかんのだ、それくらい自分でやれよ」って内心は思ってたけど……)
正しい道着の取り扱い ー洗い方編ー
洗い方は特に気をつけてもらいたいです!!!
なんでかって???
他の洋服とかと一緒に洗うと悲惨なことになります!!!
綿の道着と袴は「藍染め」といって剣道特有の染め方がされています。
これが、洗うたびに青い色が落ちてくるんです。
なので、洋服と一緒に洗わないでください!!!
他の洋服が真っ青になっちゃいますよ!!!
まあ、洗うたびにどんどん道着も袴も味のある色に仕上がってくるんで、嬉しいっちゃ嬉しいかも。
ジーパンと同じ染料を使ってるので(化学染料使ってるとは思いますが…)、ジーパンと洗うのは大丈夫です!
匂いが気になるっていう人はオススメしません。
ジャージ生地の道着とテトロン生地の袴は、色落ちの心配はないので、他のものと一緒に洗濯機で洗ってもらって大丈夫です。
綿の生地の道着は、他の洋服と洗わなければ、洗濯機に入れて洗っても大丈夫です。
ただ、あまり洗う回数が多いとすぐに色落ちしちゃうので注意です!
綿の生地の袴は、原則手洗いです!!!
専用の洗剤もあるみたいですが、水洗いでも十分です。
私は、残った風呂の水をそのまま使って足踏みしてジャブジャブやってました。
風呂の水がないときは、洗面器に水をためてジャブジャブですね。
ジャブジャブ終わったら、ちゃんと掃除してくださいね!
しないと、浴槽とか洗面器が真っ青のままなんで……
ちなみに、綿袴を洗うと、黄色い水が出てきます。
俺の袴はこんなに汚れてたのか???
そうじゃないんで、安心してください!!!
これは汚れじゃなくて、「酢止め」っていう処理がされているからです。
藍染めが色落ちしないためにされているそうです。
酢止めについて、詳しくはこちらからどうぞ。
さてさて、今回は道着と袴の正しい着方とたたみ方、洗い方をお伝えしました。
これらは剣道をやるなら、ずっと付き合う必要があります。
しかも、ずっと自分で手入れしてると愛着が湧いてきたりして!
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