クーラーガンガンにして涼しい家の中でゴロゴロしてたいわー
それに暑いし、極力外出たくないわ
涼しい室内が1番よ!
毎日暑い日が続きますねー
ついこの前、40℃になったところもあったとか
ホント身体には毒でしかない!!!
こんなときは、涼しい室内で過ごすのに限りますよね?
私自身、仕事で金融機関の窓口に毎日立っていますが、日中はお客さんほとんど来ません……
みんな考えることは一緒です。
でも、涼しい室内で過ごしてれば、熱中症にならないと思ってませんか???
それは大間違いなんです!!!
室内にいても熱中症になるリスクがあるんです!!!
じゃあ、なんでなってしまうのか???
熱中症の症状や対策も踏まえて、メカニズムについてお伝えします!
Contents
熱中症の症状はどんな感じ???初期症状を知っておこう!
夏になると熱中症の話題が毎日のように出ますよね?
救急車で今日は〇〇人搬送されましたとか
都内では〇〇℃を超えましたとか
まぁ、コンクリートジャングルの中で生活してれば、地面がすぐに熱を持っちゃうので、いつなってもおかしくないわけです……
でも、実際になってみなきゃ(絶対になりたくないけど……)、どういう症状が熱中症のサインなのかも分からないと思います。
そこで、まずは、「熱中症ってどんなものなの?」っていうところから説明します!
熱中症の症状ってどんなもの?
熱中症っていうのは、高温多湿な環境に、私たちの身体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称のこと。
そうだったんだー
熱中症っていう病気はないんですねー
症状としては、
- めまいや顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん
- 体のだるさや吐き気
- 汗のかき方がおかしい
- 体温が高い、皮膚の異常
- 呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 水分補給ができない
が主な症状として現れます。
めまいや顔のほてり
熱失神とも呼ばれています。
炎天下や暑い室内での長時間労働やスポーツをすると、体内に熱がこもってしまいます。
そうすると、脳への血流が減ってしまい、脳そのものの温度が上昇することで引き起こされます。
もし、起きちゃったときは、クーラーの効いた屋内や涼しい日陰で休ませましょう。
また、衣服を緩めて風通しをよくし、体を冷やして、適切に水分を補給すれば、多くの場合は改善します。
しばらく様子を見て、症状が改善しないような場合には、医療機関を受診するのがよいでしょう。
筋肉痛や筋肉のけいれん
たくさん汗をかいたのち、水分だけを補給し、塩分が補給されなかった場合に、手足に熱けいれんが引き起こされることがあります。
- 手足の筋肉がぴくぴくする
- 足がつる(こむら返り)
- 手足のしびれを感じる
これらの症状が起きた場合は、もしかすると熱中症のサインかもしれません。
ゆったりした姿勢で安静にして、体をあおいでもらったり、クーラーなどで環境温を下げます。
これらの対処法により改善されることがほとんどです。
熱けいれんの症状がひどい場合は、医療機関を受診して、点滴などで塩分の補給を行う必要があります。
体のだるさや吐き気
めまいや立ちくらみ、一時的な失神で、適切に水分・塩分の補給や身体の冷却が行われないと、脳や消化管、肝臓への血流低下や、それら重要臓器自体の温度上昇により、全身の倦怠感(だるさ)や頭痛、吐き気といった症状が現れてきます。
すぐに水分・塩分の補給と涼しい場所での休憩をしましょう。
もし、意識が朦朧としているようであれば、迷わず医療機関へ行きましょう。
汗のかき方がおかしい
日ごろから汗っかきだと気づきにくいかもしれないです……
私なんかは、かなりの汗っかきなんで、涼しいところに入ってもしばらくは汗が引かなくて困ったもんです。
- ふいてもふいても汗がでる
- まったく汗をかいていない など
汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。
体温が高い、皮膚の異常
体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。
呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
- 声をかけても反応しない
- おかしな返答をする
- 体がガクガクとひきつけを起こす
- まっすぐ歩けない
もし、これらの症状が出ていたときは、すでに重度の熱中症にかかっています。
すぐ医療機関を受診しましょう!!!
水分補給ができない
- 呼びかけに反応しない
- 自分で上手に水分補給ができない
このときは、大変危険な状態です。
この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめてください。
すぐ医療機関を受診しましょう。
これらの症状が現れたら無理はしないで!!!
涼しいところで水分補給と塩分補給をして、ゆっくり休みましょう!
無理をするのは命の危険につながりかねません……
なお、この部分は、一般財団法人日本気象協会『熱中症ゼロへ』をもとに書いています。
熱中症は室内にいてもなるってホント!?意外となる人多いんです!
きっと、こう思ってる人多いと思います。
でも、この考え方は間違ってます!!!
涼しい室内にいても、一定数の人が熱中症にかかってるんです!!!
じゃあ、なんでなっちゃうんでしょう???
答えは簡単です。
外出時に比べて、室内にいるときは熱中症に注意しないからです。
総務省消防庁によると、
2021年5月~9月の全国における熱中症による救急搬送者数の発生場所割合は、
「住居(敷地内全ての場所を含む)」が最も多く39.4%でした。
室内にいても、条件によっては熱中症になることがあるんです。
じゃあ、室内で熱中症にならないためには、何に気をつければいいんでしょう?
- 温度と湿度を気にする
- 室温を適切に保つ
- こまめな水分補給・塩分補給・休憩
- 生活リズムを整える
- 体を暑さに慣れさせる
- 自分も家族もなるかもしれないとお互いに気に掛ける
これらが、室内でならないようにするための注意事項です。
また、室内でも場所によってはなりやすいところがあります。
特に、キッチンは要注意です!!!
キッチンで火を使って調理すると、熱とともに蒸気による湿気が発生します。
そうすると、高温多湿の環境が生まれるため、注意が必要です。
エアコンや換気扇の活用、できるだけ火を使わない調理方法に切り替える、水分補給や体の冷却などで熱中症の対策を行いましょう。
室内にいても、「のどが渇いていないから」といって、水分補給をしないのはやめましょう!
何かのついででかまいません。
例えば、
トイレに行ったあと、とか
歯磨きが終わったあと、とか
こまめに水分補給・塩分補給をすることが大切です!
なお、この部分は、一般財団法人日本気象協会『熱中症ゼロへ』「こんな人は特に注意!「室内で過ごす人」」をもとに書いています。
熱中症対策で牛乳を飲むのがいいらしい!その理由とは?
熱中症についていろいろ調べていくと、おもしろいことが分かってきました!
それは……
「熱中症には牛乳がいい!」
ということ
牛乳って人によっては好き嫌いが分かれると思うんです。
「飲めません!」っていう人もいると思います。
でも、熱中症に有効っていうのは意外だったなー
スポーツドリンク以外で熱中症対策に有効なものがあったとは!!!
じゃあ、なんで牛乳が熱中症にきくんでしょう???
そもそも熱中症になりやすい人は、体の中でできる熱を外に逃しにくい人です。
汗をかきやすい体をつくって体の熱を外に逃がせば、自然と熱中症になりづらくなります。
そのカギを握っているのが血液の量です。
血液の量を増やすことで、体の外に熱を逃がしやすくなります。
血液量を増やすためには、適度な運動をすることが必要だそうです。
もともと肝臓が血液を作り出すのに不可欠なアルブミンを合成して血管に放出しています。
運動をして汗をかくと、肝臓は、減ってしまった血液を増やそうと、急ピッチでアルブミンの合成を始めます。
この時、アルブミンを合成するたんぱく質が必要になるのです。
そこで、たんぱく質を補給するのに最適なものが「牛乳」なんです!
運動後30分以内にコップ1~2杯飲むのがベスト!!!
実験によると、週に4日、2週間以上続けると血液量は若い人で200ml、高齢者でも100ml増加したそうです。
それにより、汗のかきやすさを示す「発汗速度」が大幅に上昇。
体温調節の機能が向上して熱中症になりにくい体になるという結果が出ています。
つまり、熱中症にならないための体をつくるために牛乳がいいということですね!
お茶などは、カフェインの利尿作用で血中水分が減ってしまうため、熱中症対策には不十分です。(一般社団法人Jミルク「牛乳は「熱中症」を防いでくれる強い味方です!」より)
なお、この部分は、NHK首都圏ナビ「熱中症の予防は牛乳とウォーキングで 目指すのは“血液量”の増加」をもとに書いています。
さて、今回は熱中症について、意外と知られていなさそうなことについてお伝えしました。
熱中症にならないためには、
- よく食べてよく寝る
- 屋外、屋内問わず水分補給・塩分補給をしっかり
- クーラーや扇風機、冷感グッズを使って過ごしやすい温度に
これに限ります!
もし、初期症状があらわれたら、絶対に無理はしないでください!
万が一、入院することになったときに備えて、あなたが入っている保険内容の見直しをしておくのもいいかもしれませんね!